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Orfeu Negro 黒いオルフェ

今更ながら、ボサノヴァが世界的にヒットした理由の
一つには1959年のフランス、イタリア、ポルトガル合作の映画
Orfeu Negro「黒いオルフェ」の存在が大きかったと思います。
この映画はヴィニシウス(Vinisius de Moraes)が1956年に
書いた戯曲を映画化したもので、音楽はアントニオ カルロス ジョビン
(Antônio Calros Jobim)とルイス ボンファ(Luiz Bonfa)
が担当しています。
この映画の内容については「ただの恋愛映画になっている」などの批判
も聞いていますが、ボサノヴァを世界に広めた役目は大きかった
と思っています。

たまにテレビの地上波で放映されますが、日本ではなぜかフランス語版
が大半です。やはりポルトガル語版の方が味わいは数段上だと思うのですがね。



この動画はオープニングとエンディングをくっつけたものみたいですが、
興味のあるかたはぜひDVDでご鑑賞下さい。
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by caymmi1 | 2011-07-22 18:37 | ブラジル音楽 | Comments(4)

ボサノヴァ Chega de Saudade「想いあふれて」

前回、ヴィニシウスのことを親しみを込めて「酔っぱらい」と書きましたが、
彼は実はブラジルの国連大使にもなった才能あふれる人だったのです。
しかし、当時ブラジルは軍事政権であり、ヴィニシウスのような人物は
好ましくなかったのかも知れず、とうとう外務省を首になってしまったようです。
さて、ヴィニシウスはChega de Saudade「想いあふれて」という曲を書いています。
これはジョアン ジルベルトが演奏して大ヒットとなりました。

ヴィニシウスとアントニオ カルロス ジョビンとジョアン ジルベルトが、
ボサノヴァという音楽を創りだしたのはいうまでもありませんが、
1958年に実はこういうアルバムが発売されています。



歌っているのはエリゼッチ カルドーゾですが、この曲のバックは
ジョアン ジルベルトがつとめています。
ジョアンが自分の同曲のレコードを出したのが1959年でしたから、
このレコードがボサノヴァの始めだと思います。
しかしエリゼッチは「自分はボサノヴァの歌手ではない」とどこかに
コメントしていたと思います。確かにエリゼッチは古典的なサンバカンサォンの
歌手でしたから、ちょっと異色でしょうね。

次回から少しボサノヴァのことを書いてみようかと思っています。
実はボサノヴァのことはあまり詳しくないので、
自分自身の勉強も兼ねてということです。
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by caymmi1 | 2011-07-20 22:20 | ブラジル音楽 | Comments(0)

夏はボサノヴァ

あー暑い暑い!
といってもしょうがありません(笑)。
で、夏はボサノヴァが良いですねー。

ボサノヴァを作ってきた方々の重要なメンバーには、
Tom Jobin(アントニオ カルロス ジョビン)やJoão Gilberto(ジョアン ジルベルト)
がいるわけですが、もうひとりVinicius de Moraes(ヴィニシウス ヂ モライス)
という作詞家がいます。
この方はもと外交官だったのですが、まあ、ありていにいえば単なる酔っぱらい(親しみをこめて)
でしょうね。確かうろ覚えでしたが生涯に結婚した女性は9人!(笑)だったとか。

しかし詩はとても素晴らしく「イパネマの娘」や「想いあふれて」などの作品があります。
特にギタリストのバーデン パウエルと作った「ビリンバウ」はとても土着的なアフリカ色が
強い作品ですね。



ギタリストのToquinho(トッキーニョ)、シコ ブアルキのお姉さんのMiúcha(ミウシャ)、
そしてTom Jobim(トム ジョビン)のライブです。
これはDVDで出ていますから、アマゾンなどで入手できると思います。
彼は特に美声という訳ではないのですが、独特の雰囲気がありますね。
しかし、お酒を飲みながら、タバコをふかしながら歌うなんてなんと不謹慎な!
と思われる方ももちろんいらっしゃるとは思いますが、
もうこの人自身が「音楽」なので勘弁してやって下さい(笑)。
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by caymmi1 | 2011-07-18 00:33 | ブラジル音楽 | Comments(2)

暑い夜には

まったく連日暑いですねー。
太陽はお元気だことねー。

毎晩寝苦しい夜が続くと思いますが、
せめて涼しい音楽はないかな?と思いました。

それでこれです。



1985年に僕は彼女、Nara Leão(ナラ レオン)とRoberto Menescal(ホベルト メネスカル)の演奏を
聴いたのですが、この動画は場所は違いますがまさにこれでした。そのあと彼女の楽屋へ行きサインを頂いたのですが、その時の笑顔がとても心に残っています。

曲は「小舟」、「オ パト」、「カーニバルの朝」です。

多少は涼しくなりましたでしょうか?
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by caymmi1 | 2011-07-12 19:35 | ブラジル音楽 | Comments(4)