2009年 05月 25日 ( 1 )

西麻布の奥さん

先日、西麻布のいわゆる「高級マンション」に行って来ました。
お宅にうかがうと、上品な奥さんがいらっしゃいました。
僕が仕事にかかると、興味深そうに作業を見て、
次々に質問してきます。
そしてよもやま話をしながら作業は進みます。
少し難しい作業で、しかもパッキンのゴムが溶けているところで、
奥さんは果敢に手伝おうとします。
そしてありていに言えばかなり汚れてしまいました。
僕も作業に没頭していたので少し頭がお留守になってしまいました。
奥さんが汚れたゴトクを持っていきそうになり、
思わず「いかすいかすほいづ洗剤さうるかしとぎます!」
と言ってしまいました。
奥さんは笑顔が固まったまま「は?」
無理もありません、「うるかす」って宮城、福島、山形(自信が無い)あたり
でだけ通用する方言です。
あわてて奥さんに説明すると、すごく面白がっていました。
奥さんはいいます。「ここっておしゃれな街ではあるんだけど、地方にあるようなホームセンター
ってないのよね、いっぺんいってみたい〜」
僕は調子にのり、「あ、ほすかウチの近くにある店はたい肥だの砂利だの地下足袋だのドリルだの
ホースだの野菜の苗だの作業ズボンだの靴下だの長靴だの他にもいっぱいあんだでば。
いっぺんございん。」
というとますます喜び、顔に汚れをつけたままの奥さんは、
「あたしね色々研究するのが好きなのよ。」
都会にもいるんですねえ。
広尾のNTT病院の跡地の緑が気持ちが良い日でした。
近くの看板に「売土地。南向き角地4億3千万」とありました。

追伸。「うるかす」とはたとえば炊飯器にご飯粒が固くなってついている場合が
    ありますよね。そういうとき水やお湯につけてふやかすことをいいます。
    また北海道でも使うようです。主に米を水に浸すことを言うようですね。
    ですからこの場合は少し誤った使い方なのかもしれません。
    ちなみに潤す→潤かすになったんだそうです。
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by caymmi1 | 2009-05-25 17:16 | 雑感 | Comments(4)