人気ブログランキング | 話題のタグを見る

マリーザ・モンチのこと

今年5月に、マリーザ・モンチが来日します。
マリーザは1967年リオ生まれ。
お父さんが、有名エスコーラのポルテーラの役員を務めており、
音楽にかこまれて育った彼女は18になると、
オペラを学びにイタリアへ渡ります。
ブラジルへ帰国後は小さなバールやクラブで歌っていましたが、
やがてオデオンのプロデューサーの目にとまり「Marisa Monte」
というアルバムを発表します。
また1991年には「Mais」をリリースします。
これはプロデュースがアート・リンゼイ、キーボードに坂本龍一、
パーカーションにナナ・ヴァスコンセロス、アルマンド・マルサルが参加しています。
ブラジルの古典に斬新なアレンジを施したこれらの曲をひっさげ、
92年初来日を果たしました。
1996年には「A Great Noise」を発表しました。
メキシコの詩人オクタビオ・パスの詩に曲をつけたものや、
ジルベルト・ジルの「電脳」、カエターノの「パンとサーカス」、
パウリーニョ・ダ・ヴィオーラの「孤独のダンス」などの曲が入っています。
ガル・コスタに声がにていますが、押し付けがましくなく表現があっさりし、
それでいてコクと味わいがあります。
上等の懐石料理のような味わいですね。
5月29.30日 渋谷文化村オーチャードホールにてライブがおこなわれます。
なおインタヴューがUPされています。
「ポケブラス」


二枚目のアルバム「Mais」また再発されているようです。
マリーザ・モンチのこと_f0107517_10443619.jpg

by caymmi1 | 2007-04-20 10:47 | ブラジル音楽  

<< マリーザ・モンチのこと 続 これからの記事 >>