ブラジル通史 15 ヴァルガス大統領の最期

1950年再び大統領になったヴァルガスは、
外貨不足でインフレに見舞われているブラジルに対し、
以下のような政策を実施しました。

1 北東部やアマゾンの開発

2 国営の石油、電力、鉄鋼会社の設立

3 国立経済開発銀行、ブラジル北東部開発銀行の設立

ヴァルガス大統領は今でいうところの「開発独裁」体制を築き、
合わせて民族資本の育成を図ります。しかし大衆迎合的な内政
をとっていたため、しだいに軍部や野党と対立を深めていきました。
1954年、賃金倍増政策をめぐり軍部から辞任要求を突き付けられ、
8月ヴァルガス大統領は自殺しました。



左から三番目がヴァルガス大統領です。

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by caymmi1 | 2007-03-29 11:11 | 歴史 | Comments(4)
Commented by クリントン at 2007-03-29 17:52 x
いろんな歴史が刻まれているブラジル。
ますます興味が湧きます。
続きを楽しみにしています。
Commented by caymmi1 at 2007-03-29 18:13
なかなか進みませんが、ご期待ください。
ブラジル現代史はなかなか資料が少ないので、
結構たいへんです。
Commented by とど at 2007-07-03 16:15 x
ヴァルガス大統領は、最初は軍部を頼っていたけれど、次第に不和・亀裂を生じていったという解釈で合っているんでしょうか?
Commented by caymmi1 at 2007-07-03 17:42
ええ、その解釈で合っていると思います。今の日本では考えられない程、その当時の軍部の力は強いです。ブラジルは共和制になってからも陸、海、空軍の大臣がいました。南米各国はいずれも強いです。僕はベネズエラのチャベス大統領に危惧を抱いています。彼はもともと軍出身で極めてわかりやすいポピュリズムで政治をしています。別な言葉で言うと愚民政策をとっているようにしか見えません。遅かれ早かれ独裁政権の道を辿ると思います。日本の一部のマスコミは反米がお好きなようですが、踊らされない事だと思っています。ちょっと脱線しましたが。
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