日本人と宗教2

※明治期のキリスト教
明治期にキリスト教が解禁されると、カトリックやプロテスタントの諸派が教会、学校、病院などを次々に創設していきました。(イエズス会の上智大学など)260年におよぶ徳川政権下で、仏教はかつての力を失い、廃仏毀釈運動もあり衰退していきます。ただし、浄土真宗本願寺派(西本願寺)22代門主大谷光瑞は明治後期より、大谷探検隊による西域探検や海外伝道、従軍僧の派遣など教団の近代化に努めます。しかし全体としてはキリスト教諸派の方が高等教育、女子教育、医療機関の設置、困民救済など日本社会に果たした役割は大きなものになりました。しかし、日本ではキリスト教徒は日本の人口の1%前後にとどまっていますが、韓国は実に人口の4分の一、中国でも人口の5〜10%と言われています。単純に数値だけで比較はできませんが、明治いらいあまり数字は動いていないようです。全世界ではカトリック、プロテスタント、ロシア正教(東方教会)その他を合わせて約21億人と言われています。禁止されているわけでもないのにキリスト教徒が増えないのは何か理由がありそうです。


大浦天主堂(長崎)


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明治初期に建てられた教会で、国宝です。別名フランス寺と称されています。
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by caymmi1 | 2006-09-09 03:48 | 雑感 | Comments(2)
Commented by クリントン at 2006-09-09 17:40 x
その1%が私です。

>禁止されているわけでもないのにキリスト教徒が増えないのは何か理由がありそうです。

迫害を一度も受けていない島国、宗教的精神を必要としない温室培養的国民性ですね。
Commented by caymmi1 at 2006-09-09 18:06
クリントンさんへ 僕の父は無教会派だったそうで、僕を含め、兄弟は全ててミッションスクールに行かされました。今になって感謝しています。今後この国民性の研究を続けていきたいなと思っています。
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