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心に残る音

仙台の家からは直接は見えませんが、
少し裏にまわると「泉ケ岳」が見えます。
5月、泉ケ岳のブナ林の葉の色がすっかり深緑になったころ、
「エゾハルゼミ」が鳴き出します。

夏の蝉とは違い、なぜか暑苦しい鳴き声ではありません。
ミョーケンミョーケンという鳴き声なのですが、
あまり訪れる人がいないブナ林に響きわたるのです。

梅雨の季節になる前の晴れた休日に、よく行きたくなります。
そして、コーヒーを飲みながら、エゾハルゼミの合唱を聴きます。
ときどき耳に入る「ムシクイ」の鳴き声もアクセントになります。

その鳴き声がだんだん自分に沁み入ってきて、
自分がなにか周囲と一体になったような気がしてくるのです。
不思議な感覚です。

たかだかというか、エゾハルゼミという昆虫の鳴き声なんです。
ちっぽけな昆虫にそんな効果がもたらすものはなんでしょう?

物理では「共鳴」という言葉がありますが、振動している物体が他の物体を振動
させてしまうことです。

どうも耳からだけではなさそうです。エゾハルゼミの群れは相当大きなエネルギーを
持っている感じがします。おそらくそのエネルギーを感じているのでしょうね。
そうしてみると昆虫という「システム」は巨大なものだと思います。
けっしてちっぽけなものではないと思います。

by caymmi1 | 2010-02-02 22:04 | 雑感

 

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