譜面について。

以前の記事で音楽の表現で感じたことですが、
ゴールドベルク変奏曲の演奏を比べたとき、
演奏時間がそれぞれ違うことを実感しました。
以前はあまり気にもしていませんでしたが、
譜面そのものを考えると(あくまで素人考え)、
音程はともかくとして、テンポはどうなんだろう?
と思ってしまいました。
もちろん、オーケストラでテンポがバラバラだったらどうしようもありません。
しかしオケの人達のなかで合えば良いのです。
表現の問題なので、指揮者の解釈の問題ですよね。(少し極論かもしれない)
機械設計図のようなものでは、精度にもよりますが、
それこそ正確に組上げないと動きません。
これだって玩具みたいなものは、たいした精度はいりません。
なにを言いたいのかというと、
現在の譜面はある意味不完全だということです。
西欧のいわゆるクラシックならば、ほぼ正確(自信があまりない)に再現
できるのでしょうが、アジアやアフリカ起原の音楽についてどれだけ
再現ができるのだろう?と思います。
ただ、今はCDやデジタルオーディオプレイヤーなどで
演奏を聴いているので、譜面をその音楽の表現方法にある意味
翻訳して演奏しているので問題はあまりないのだと考えます。
技術論的にいえば、たしかに譜面の通り演奏することが求められます。
正確に演奏しないとハーモニーになりませんよね。
僕は譜面をまともに勉強したことがありませんので、
一人よがりの考えなのかも知れませんが、
様々な音楽を聴いて思ったことです。



ずっとまえにこのガーナのコギリ(アフリカの木琴)をこの動画のお父さん
のカクラバ・ロビさんの演奏で聴きました。この方はテンソさんで息子さんです。
残念ですがお父さんの演奏の動画はありませんでした。
テンソさんは今、日本にいて演奏活動をされているようです。
世界には様々な音楽があふれていますね。
今使っている譜面はとてもよく考えられ、とても便利です。
しかしそこに音楽そのものがあるわけではありません。
楽しみ、かつその音楽に注意深く接することが大事だと思います。
[PR]
by caymmi1 | 2009-05-24 14:14 | 音楽一般 | Comments(9)
Commented by とど at 2009-05-24 16:21 x
動画の最後の方で、カクラバ・ロビさんが生徒さんに二拍三連を教えていらっしゃったのが「おっ!!」という感じでした。
二拍三連ができるようになると、三拍四連(この言い方でいいのかしら??)も難しくなくなるし、応用が利きますものね。
Commented by ポケットリー at 2009-05-25 07:52 x
おはようございます、えんたつさん。
>楽しみ、かつその音楽に注意深く接することが大切
その通りだと思います。
音楽を聴くのもそうですが、演奏する喜びもあります。
ですが、ポケットリーにとって指揮法の勉強はとても辛かったです。
何時しか楽しめなくなっていました。
東洋人には西洋音楽の真髄は理解できないなんて思ったりして苦しみました。
これから色々な音楽を聴いて楽しみを見つけて行こうと思います。
しかしえんたつさんも色んな音楽聴いてますねぇ。
いつも貴重な情報ありがとうございます。
Commented by caymmi1 at 2009-05-25 11:36
とどさんへ。
ロビさんの演奏はほんとに神業でしたよ。
たぶん譜面なんかでは演奏してないんでしょうね。
もう二十数年前でしたが、
一度聴いて忘れられなくなりました。
確かNHKで放送したと思うのですが、
DVDなどにはなっていないようです。残念。
Commented by caymmi1 at 2009-05-25 11:41
ポケットリーさんこんにちは。
指揮法はつらいでしょうね。ちゃんと勉強すると。
僕は楽しむだけなのでおきらくに考えているのかもしれません。
でも苦痛になってはつまらないですよね。
これからも日本の古典とか、僕が聴いてきた音楽をどんどん
紹介したいと思いますが、
音楽は嗜好性が強いのでテキトーに自分の
好みにあったものを選んでくださいね。
Commented by 佐野 マサト at 2009-06-09 00:25 x
はじめまして。
私は動画のテンソからコギリのトラディショナル演奏を習っているものです。
今年1月偶然にカクラバ・ロビが12年前来日の際に残したライブに使用したコギリを入手して、ジェンベの先生からの紹介でテンソにメンテナンスを依頼、見事に甦った後、コギリのトラディショナル奏法を習っています。
カクラバ・ロビとは残念ながら会ったことはないですが、コギリを入手以来、不思議な縁がどんどん繋がっているので、まるで天にいるカクラバ・ロビからの導きのように感じます。
Commented by caymmi1 at 2009-06-09 01:06
はじめまして。佐野さん。
僕がカクラバ・ロビさんを聴いたのは、
1982年くらいだったと思います。そのとき初めて「コギリ」
を聴いたのですが、ほんとうに表現力のすばらしさには
驚きました。不思議な縁をお持ちなんですね。
今回、ロビさんの動画を探したんですがyoutubeにはありません
でした。確かNHKで見た事があるんですよ。
もしかするとアーカイブスで試聴できるかもしれません。
あの演奏は忘れませんね。
佐野さんはロビさんのコギリを入手されたんですね?
本当にロビさんが天から見守っておられるのではないでしょうか。
思い出して記事をアップして良かったと思います。
これからも宜しくお願いします。
Commented by 佐野 マサト at 2009-06-09 19:28 x
こちらこそありがとうございます。

カクラバ・ロビの後継者であるソーイチマ・ゴトウさん、アメリカのバレリー、日本に来日経験のあるバィエレらの動画はありますが、カクラバ・ロビについては色々と探したのですが、CD音源のみと残念です。

NHK放送記録としては、、、
1986年1月19日NHK教育放送:芸術劇場アフリカン・パーカッション「カクラバ・ロビの世界」
1986年3月31日NHK総合放送:カクラバ・ロビの世界
とあり、アーカイブ視聴はおそらく出来ると思います。

またカクラバ・ロビ来日の際にバックアップを務めた方のWEBサイトにカクラバ・ロビに関する記録がありますので、URL部をご覧になって下さい。

コギリは基本リズムでさえ難しいので、思うようになかなか先に進めないですが、長い旅に出るような感覚で自分の人生の中でじっくりとやって行こうと思っています。

Commented by 佐野 マサト at 2009-06-09 19:30 x
先程コメントした私の名前部にURLがリンクされていますので、そちらからWEBサイトをご覧になれます。
Commented by caymmi1 at 2009-06-09 21:37
佐野さんこんばんは。
丁寧なコメントありがとうございます。
そうですか、僕の記憶がズレていたのですね。
ほんとうになにかを極めるというのは並大抵ではないと
思います。
もう二十年以上もたつのにロビさんの歌とコギリが頭から
離れません。
彼は本物なんでしょうね。
巷にあふれている音楽でこのように心の奥底まで、
ゆさぶる音楽はそう多くありません。
たった一度聴いたきりなんですがね。
佐野さん、これは人生を賭けるにたるものだとに思います。
陰ながら応援したいと思います。
いろいろ御教示いただいてありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
<< 西麻布の奥さん 好きな女性歌手 >>