たまにはビッグバンド 続

このあいだエリントンとベイシーを紹介しましたが、
この二人を紹介するのを忘れていました。
そう、ベニー・グッドマンとグレン・ミラーです。
二人とも映画になっています。

まずはグレン・ミラー物語より。


冒頭からお分かりのように、
練習をしすぎてトランペット奏者が唇の調子を悪くしてしまいます。
どうしよう?そうだクラリネットにリードをまかせてみよう!とミラーがアイディアを
思いつき、夜を徹して生まれたのが「ムーンライトセレナーデ」です。
ほんのさわりでしたので続きはぜひDVDやBDで見て下さい。

次にベニー・グッドマン物語より、


これは「ワン・オクロック・ジャンプ」です。
これを聴くと、ベイシーの「オールアメリカンリズムセクション」の影響を
受けているのがわかりますね。
ベース、ドラムス、ギター、がスウィングあふれた演奏をしているのがよくわかります。
じっくりお聴き下さい。
1920〜1940年代までダンスホールの主役はビッグバンドジャズでしたが、
そのあと小編成のバンドでのジャズが主流になっていきます。
それが「ビ・バップ」です。
それにしてもこの頃の娯楽はダンスホールでおめかしをしてデートを
してカップルで生の音楽を楽しんでいたのです。
今よりはるかに贅沢だったような気がします。
しかしこの時代のアメリカは太平洋では日本と戦い、
ヨーロッパではドイツ、イタリアと戦争をしていた暗い時代でもありました。
なおのこと音楽には明るさを求めていた時代なのでしょうね。
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by caymmi1 | 2009-05-18 21:21 | 音楽一般 | Comments(2)
Commented by とど at 2009-05-19 20:21 x
ミラー役のトロンボーン奏者の音色が素晴らしいですね(音だけ、モノホン?)

「ワン・オクロック・ジャンプ」は、オリジナルはグッドマンでしょうか?
昔、先輩に貸していただいた『アトミック・ベイシー』にも収録されていたような記憶があります。
ベイシー楽団は活動期間が長いので、グッドマンより後発のような印象を勝手に持っていましたが、相互に影響を与え合っていたのかもしれませんね。
Commented by caymmi1 at 2009-05-19 21:02
とどさんへ。
ワン・オクロック・ジャンプはオリジナルは
ベイシーです。
当初は違う曲名だったのが、ラジオ放送上で不都合
が生じて、ベイシーが急遽この曲名にしたのです。
ベイシーとグッドマンは1935年に共に高い評価を
受けていますね。バンドの結成もほぼ同時期です。
ベイシーはその後のジャズシーンにおいて、
独特の存在感がありました。
どうしてもグッドマンはスイングジャズとしてカテゴライズされてしまうため、そういう印象があるのではないでしょうか。
僕がこの曲を選んだのは、小学生のときに
グッドマンのレコードでこの曲を聴いたからなんです。
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