音楽の表現 1

先日、プー横丁に行った時、
ひょんな事から、マスターとグレン・グールド(Glenn Herbert Gould)の話に
なりました。J.S.BACHの作品では、あまり演奏する人がいませんが、
カナダ人ピアニストのグレン・グールドが1955年と1981年にピアノで演奏したことで
一気に有名になった、ゴールドベルク変奏曲の演奏がマスターは好きだとのことです。
また、グールド以外の演奏はあまり聴いたことがないとのことでしたので、
僕もあまり詳しくはありませんが、参考のためYoutubeで探してみました。

まず、1981年のグールドの演奏です。



いかがでしたでしょう?次に、別な人のピアノによる演奏です。



このかたはダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)さんです。
今年のニューイヤーコンサートで指揮をされた、ピアニスト兼指揮者です。
最近ではパリ管やシカゴ交響楽団の指揮者として有名です。
さて、バレンボイムさんの演奏も素晴らしいですが、グールドの演奏は、
僕にはより内省的に聴こえます。
クラシックの場合は同じ譜面でも解釈の違いでこのように表現がだいぶ
変わってきます。
他のポピュラー音楽ではカヴァーということになるんでしょうが、
その場合はアレンジを変えて表現することが多いと思います。
ちなみにバッハの時代にはピアノはありません。
もともとチェンバロのためにこの曲はつくられました。参考までにチェンバロでの
演奏を貼付けておきます。



Pierre Hantaïというフランス人の演奏家です。ちなみにピエール・アンタイと
読みます。ヘンタイじゃありません。

これの演奏もまたがらりと印象が違うと思います。
このように楽器が違うと表現も印象も全然違うものになります。
音楽の楽しみのひとつですね。
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by caymmi1 | 2009-02-18 12:44 | 音楽一般 | Comments(4)
Commented by とど at 2009-02-18 13:39 x
ゴールドベルクは元々 王様の不眠解消のために作曲されたそうですが、チェンバロで聴くと何か耳に刺さるような感じがしますね…(^_^;)。
グールドは落ち込んでいる時に聴くと、気持ちに寄り添ってくれそうな雰囲気ですね。
Commented by caymmi1 at 2009-02-18 22:23
とどさんへ。
本当はパソコンではチェンバロは再生は難しいんだよね。
ある程度クオリティの高いものでないと確かに耳を刺激
する音になっちゃうね。それ書いておけば良かったな。
本来、チェンバロ(クラブサン)は音が小さく、
実に繊細な音がするものですよ。
確かにこの動画では音は良くないね。
一言書いておけば良かったと思います。
Commented by ポケットリー at 2009-03-24 16:12 x
初めまして、えんたつさん!!ポケットリーと申します。
音楽つながりでリンクしてきました。

「ゴールドベルク変奏曲」について書かれていらっしゃたのでつい…
グレン・グールド、確かに有名ですね。日本人でも一時、グールドに師事していた熊本マリさんがCDを出しています。彼女の拠点はスペインですが、時に日本でも演奏会を開催します。タンゴを得意としています。グールドに「自分の可能性を信じなさい」と言われ、花開いた彼女ですが、私は好感がもて、とても気に入っています。

彼女のゴールドベルクは、ストレートで華がありますが、グールドを聴いてからだと退屈に感じるかもしれません。
しかし、彼女の本領はタンゴですからお許しを!

また、お邪魔しますね!
Commented by caymmi1 at 2009-03-24 23:25
はじめましてポケットリーさん。
熊本マリさんがグールドに会った話はよく存じて
おります。
しかし良く会えましたね。
熊本さんのものおじしない行動が、
人間嫌いの気があるグールドさんの
心を動かしたのだと思います。
僕も飾り気のない彼女の演奏は気に入っていますよ。熊本さんの音楽表現を追求して欲しいなあ
と思っているんです。
彼女のピアソラ、ナザレーなどとても期待しています。今後どのようなタンゴを聴かせていただけるのでしょうか。
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