2007年 06月 30日 ( 3 )

追加

少し言い足りないことがありました。
歴史は(歴史の解釈)常に変化しています。
ここ10年くらいでも日本史では、

鎌倉幕府の成立が1192年→1185年に変更

美濃の斉藤道三は二人いた。

織田信長の奥さん(正室)の農姫とは仲が悪く離婚した。

山本勘助は実在が疑われていたが、あるお宅から手紙が発見され、どうやら
実際にいたこと。(1969年)

伊達政宗の趣味の一つが料理であり、どうやら平和な世の中が来た時に
美食が流行ると考え、伊達藩の生き残り策に使おうと思っていたらしい。
また墓所からロザリオが発見され、キリシタンだったのではないかとの説が出てきた。

などです。

しかし、面白いのですが、実生活には役にはほとんど役に立ちませんね。
実際、僕は実生活ではぜんぜん駄目です。
皆様もほどほどにね♨
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by caymmi1 | 2007-06-30 21:51 | 雑感

歴史学習の方法

えー、僕の歴史の知識などたいしたことはありませんが、
僕がやっている学習の方法を紹介します。
たいして難しくはないのですが、いくらか手間はかかるかも
知れません。
まず、素になる解説書の選び方ですが、日本史ですと通史で
出している出版社のものをえらびます。(吉川弘文館、山川出版)
あるいはとんでもなく古くなければ、教科書でも良いかと思います。
暇があれば通読し、年表を良く頭に入れ、今度はテーマごとに参考書を選び、
(なるべく複数)頭に入れ、自分でレジュメを作成します。
年表を参照し矛盾がないかどうか、検討します。
次に自分が書きたいテーマをネット上で参照します(ウィキペディアなど)。
その時点で大きく違わなければ良いのですが、大きな矛盾が出てきた時は、
再度資料を読み直し修正します(以外と勘違いが多い)。
世界史の場合も同じですが、テーマごとの参考書は出版社で決めたり
なんかしますね。(せりか書房、みすず書房、河出出版など)
外国の歴史の場合、なるべくなら翻訳のものではなく、最初から日本語として
書かれたもののほうが良いです。外国の歴史書で日本語で出ているものは、
たまに非常に読みにくいものもあります。
ですので必ず2冊以上は読んだ方が良いですね。
そしてできることなら原典を当たりましょう。
日本史の場合、歴史小説からの引用は止したほうが良いです。
歴史的事実を脚色している場合があります。
日本史の場合、原典は鎌倉期であれば「吾妻鏡」、九条兼実の日記である「玉葉」
を読む事も大事です。また「源平盛衰記」「保元物語」「義経記」などは戦記物語
ですので参考程度にしましょう。
これらの区別はネット上で調べることができます。
また面倒でもネットに頼り過ぎないようにしましょう。
書籍を自分で読み、考える事はとても大事です。
また書籍を読んでいると自然と良い本、悪い本の目利きが利くようになります。
とてもめんどくさい事ではありますが、
必要なことです。
あー、こうして自分でやっていることを書いてみると、一言
めんどくせー。
とても人様にはおすすめできないですね。
もし興味のある方は参考にして下さいねー♪
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by caymmi1 | 2007-06-30 20:55 | 歴史

敬愛する歴史家 1

僕がなぜ歴史にひかれるのか。それは、
歴史というもののなかに、いくつも真実があるということです。
唯物史観から見た歴史、近代経済史から見る歴史、戦史のように、
地政学を絡めた歴史、文化人類学から見た歴史などです。
あるいは日本であれば少し乱暴ではありますが、講釈師(講談)
が語る戦記ものなどがあります。
よくhistoryはhis-storyだなんて言います。
本当かどうかはわかりませんが、妙に納得してしまいます。
さて、世界には沢山の歴史学者や作家など、歴史家が沢山います。
今回とりあげるのが、イタリアのユダヤ系の歴史学者である、
Carlo Ginzburg(カルロ・ギンズブルグ)さんです。
1939年トリノ生まれ、長くボローニャ大学で教鞭を取っていましたが、
1988年より米国UCLAで教授をされています。
初めてこの方を知ったのは、「ベナンダンディ」という著作で、
イタリアの農耕儀礼がいかにして魔女の集会儀式とみなされていったか、
というものでした。他にも「チーズと蛆虫」では16世紀の異端審問に現れた、
粉挽き屋の不思議な世界観の研究、ユーラシア大陸のシンデレラなどの、
寓話、神話の中にあるシャーマニズム研究の本である「闇の歴史」などの
書籍を通じてでした。
彼の特徴は歴史の研究に、構造主義の文化人類学的手法を取り入れたことに、
あります。従前の史学では見過ごされていた、神話、寓話を重視し、
異端審問や魔女裁判に現れる供述に見られる儀礼や神話などに注目しました。
彼の研究でもっとも評価されるべきなのは、そのヒューマニズムです。
決して読みやすい本ではありませんが、一度読んでいただければ、
根底に流れる、人類愛が感じられることと思います。
また彼は決して反教会や反キリスト教ではないことです。
そのような教条的な史観とは無縁なところに彼の偉大さがあると、
僕は思っています。



闇の歴史 せりか書房

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チーズと蛆虫 みすず書房 イタリアの異端審問に現れた、一介の粉挽き屋が語った
仰天の創世神話です。結局、彼は死刑になりましたが、彼の世界観はキリスト教が
浸透する以前のシャーマン信仰の名残りだとする研究です。

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by caymmi1 | 2007-06-30 09:10 | 雑感


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