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初夢5

別室に通された達之介達は、
次のような光景を見た。
ずらりと古今東西の女性達が、様々な格好をして並んでいた。
しかもマイクらしきものを持っていた。
一人の侍が「えー次はチェット・ベイカーです。歌えるかたはどうぞ!」
そしてなんとおりつがでてきたではないか!
「なにい!おりつではないか!」
達之介が叫ぶと、
ドラえもんが「空気砲!」とさけぶやいなや
ぶっぱなした。おどろいた侍達をのび太はパチンコでやっつけ、
ジャイアンは侍達を投げ飛ばした。
松平公はというとクレヨンしんちゃんのブリブリ攻撃に
笑い狂っていた。
殿様をむんずと後ろでにした益満は、
「松平公、説明してもらおう」
続いて達之介が
「なぜおりつをかどわかした!」
と詰め寄った。
静ちゃんにつれられたおりつが
「あなた、益満殿、もうはなしてあげて!この殿様は悪い方ではないわ。」
殿様が
「お前達が何者かは知らぬが、おおかた薩摩か長州のものであろう?
わしはなあるものから未来の日本の姿を見たのじゃ。」
殿様は続けた。
「未来は徳川も薩摩も長州もないんじゃよ。さあだから踊ろうではないか!」
いずこからともわからないが、二拍子の強靭なリズムとアピートが聞こえて来た。
まず殿様がみごとな踊りをはじめた。続いて福井藩士達が踊り、
達之介ご一行様も釣られて踊りだした。
どこからか人々が踊りのなかに入り始め、坂本龍馬や勝海舟、西郷隆盛、
徳川慶喜、大久保利通の顔もあった。
踊りはだんだん佳境に入り、アピートの音がだんだん大きくなっていった。
スルドウの音が響き、タンボリン、パンデイロの音が突き刺さった。
気がつくと僕はヘッドフォンをつけていたまま、うたた寝をしていたようだった。
ビール瓶が数本倒れ、外は少し明るくなっていた。
これが初夢だったらしい。
ビールを少し飲み過ぎたかな?
今日は正月二日寒いが外は晴れだった。

by caymmi1 | 2008-01-05 17:21 | 雑感  

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