ブラジルへの渇望

さしたる理由もなくブラジルの音楽や文化にひかれ、
四半世紀を超えた。
いまだによくわからない。
たとえば、ルイス・エサ。テクニック的に言えば、バド・パウエルに
匹敵、いやそれ以上かも知れない。
しかし、けっしてもたれないのだ。
それも軽いだけではない。いってみれば天使の質量みたいなものか。
あるいは、ミルトン・ナシメント。
僕には彼の曲が宗教音楽に聴こえる。
詩がミサ通常文に、あるいはマニフィカトになぜか聞こえてしまう。
本来なら、詩を重視することが多いMPBでは、こういう聴き方は邪道だろう。
僕の聴き方は、たとえば明治期になって初めて賛美歌を聴いたようなものだろうか。
それでも僕に欠けているなにかを渇望しているのは間違いない。

Milton Nascimento  Travessia

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by caymmi1 | 2007-08-15 02:13 | ブラジル音楽

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