トロピカリアについて 完結編

さて、全部と言う訳にいきませんが、
コンクリートポエムに影響を受けた、歌詞を紹介します。
ジルベルト・ジルの「日曜日に公園で」(出典 クラウス・シュライナー著 中村とうよう監修)
冗談の王様 それはジョゼ
騒動の王様 それはジョアン
ひとりは市場に見せを出す それはジョゼ
もうひとりは工場現場で働く それはジョアン
先週の週末、ジョアンは決めた
もうケンカはやらないと
日曜の午後、彼は飛び出して行った
でも川辺でカポエイラをやるためじゃない
彼はデートをしに行ったのだ
ジョゼはいつもの週末どうり店じまいして
日曜日に公園へ散歩に行った
そして公園の中で彼は見た
ジュリアーナがジョアンと手をとりあってるのを
バラとアイスクリームを手に持っているのを
ジュリアーナ、彼の夢、幻の女
以下略

このようになにかコラージュのような歌詞ですね。
これが全てではないですが、
トロピカリアの音楽の特徴でした。
しかし、1968年は軍政令5号が発布され、
12/31カエターノとジルは軍に勾留されます。
4ヶ月後に解放されますが、その後も軟禁状態が続きます。
そして二人はロンドンに亡命し、事実上トロピカリアは終ります。(音楽の面)
ブラジルでは、ガルとベターニャが活動を続け、
ブラジルのポピュラー音楽はMPBと言われ
発展を続けます。


ジルベルト・ジル 「日曜日に公園で」収録
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by caymmi1 | 2007-01-06 08:38 | ブラジル音楽

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