QUATORO GRANDES DO SAMBA(サンバの巨匠たち)

f0107517_058147.jpg先日「素晴らしきサンバの仲間たち」をUPしましたが、今回は、そのLPと並ぶ名盤「QUATORO GRANDES DO SAMBA」をとりあげたいと思います。このLPは曲も詩もこのLP(1982年当時)のライナーを担当している大島守さんが、これだけで一冊の本が書きたい事があると書いていました。今回は4人のサンビスタに焦点をあてて見ようと思います。本LPは1977年録音で日本盤はRCAから発売されました。

Candia(カンディア:アントニオ・カンディア・フィーリョ)
もともとポルテーラのメンバーでしたが、「キロンボ」というエスコーラを立ち上げ、パウリーニョ・ダ・ヴィオーラやモナルコなどが参加しました。

Nelson Cavaquinho(ネルソン・カヴァキーニョ:ネルソン・アントニオ・ダ・シルヴァ)
マンゲイラのサンビスタとして有名ですが、僕が聞いた話では正式なメンバーでは無かったという事です。いわゆる「ボヘミアン」で話題にはことかかない人でしたが、ギリェルミ・ジ・ブリートとは1955年来のコンビです。

Guilherme de Brito(ギリェルミ・ジ・ブリート:ギリェルミ・ジ・ブリート・ボリョスト)
ネルソン・カヴァキーニョと共作をしているうちにマンゲイラの代表的なサンビスタと呼ばれるようになりました。本来はヴィラ・イザベル地区の生まれです。(ヴィラ・イザベルという有名なエスコーラがあります。)

Elton Medeiros(エルトン・メディロス:エルト・アントニオ・ジ・メディロス)
マッチ箱を楽器にしてしまったサンビスタはこの人ぐらいでしょう。ジェラルド・ペヘイラ、カルトーラや中でもゼー・ケチとの出会いから8人編成のコンジュント「ア・ボス・ド・モホ」を結成しました。作品では「ホーザ・ジ・オーロ」が有名です。

「素晴らしきサンバの仲間たち」や「クアトロ・グランジス・ド・サンバ」の録音年代は70年代後半です。実はこれらのサンバに光があたったのは、ナラ・レオンやベッチ・カルバーリョなどが積極的に自分のレパートリーにしていき、モーホのサンバが再評価
されたためだったのです。ちょうど僕が二十代の頃で、いわば「サンバの黄金時代」だったのかも知れません。続きます。
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by caymmi1 | 2006-05-20 02:09 | ブラジル音楽

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