マルチーニョ・ダ・ヴィラ

今から約30年前になりますが、
ベッチ・カルバーリョなどの影響で「裏山のサンバ」
のムーブメントがありました。
その波は日本にも押し寄せてきました。
1980年だったかと思いますが、当時、ブラジルで70万枚を超える
セールスを記録したレコードがあります。僕は中古で買ったのですが、
邦題が「サンバを歌おう」演奏者は、
マルチーニョ・ダ・ヴィラ(MARTINHO DA VILA)です。
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独特のねばりのある演歌とも通じるような歌い方は最初少し抵抗がありました
がそのうちすごく好きになりました。
パレードのサンバの曲とはずいぶん違うものだなあとも思いましたし、
確か最後の曲のウンバンダの祭礼の音楽がベースの曲には参りました。
このレコードでもって、さらなるサンバの深い世界を知るようになりました。
いま聴いても全然古びないですね。

マルチーニョが所属しているエスコーラ・ジ・サンバのヴィラ・イザベル地区は
ノエル・ホーザの活動の拠点でした。
このたぐいまれな才能を持ったソングライターは若くして亡くなって
しまいましたが、彼の残したいわば「文芸復興運動」のようなサンバの曲
はいまなおカヴァーし続けられています。

マルチーニョは68年のヒット作「サンバの英雄」で、
タンボリン、パンデイロ、カヴァキーニョなどの小編成で、サンバのリズムの
一種であるパルチード・アルトを演奏しました。
当時のレコーディングの常識では必ずオーケストラが入っていなければ売れない
とされていたそうです。
この「サンバを歌おう」1974年の録音です。
かなりでっかいポスターがブラジル盤には付いていました。



いかがでしたでしょう?youtubeで拾ってきました。
「サンバを歌おう」のなかの一曲です。
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by caymmi1 | 2010-05-05 15:16 | ブラジル音楽

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