サンバの話 VAI PASSAR( 前進)

1984年、ブラジルでは20年以上続いた軍事政権が政権交代
により、民政に移管されました。
去年は日本も政権交代がおきましたが、ブラジルの場合は、
もう憲法は停止され、1968年にはいわゆる「軍政令5号」が発令され、
自由な表現が制限され、ジルベルト・ジルやカエターノをはじめとして、
ジャーナリストや文学者がどんどん逮捕されてしまったのです。
で、長年の軍政からの開放をもとめた運動のテーマソングがこれです。



動画の冒頭部分に鎖を全身に巻きつけた人物やあみをかけられた
女性がでてきますが、
これは軍政の圧迫をしめしているのでしょうね。

いまの日本は不況で暗い時代かもしれません。
しかしながら、政府を批判した歌を歌ったくらいでは
逮捕されたりはしません。
当時のブラジルではカエターノなどの高名な歌手は
国外追放で済んだかも知れませんが、
逮捕されて戻ってこない方もたくさんいたようです。
この歌詞にあるように、前進、明日に向かって前進、
といけば良いのではないでしょうか。
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by caymmi1 | 2010-01-10 15:36 | ブラジル音楽

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