穐吉敏子(秋吉敏子)のこと 続

1969年にテナーサックス奏者のルー・タバキンと結婚し、
1973年に秋吉敏子=ルー・タバキンビッグバンドを結成します。
そして翌年の74年に「孤軍」を発表します。
この「孤軍」は謡曲のかけ声で始まります。後を受けるようにルー・タバキン
のフルートがまるで平安時代の横笛のような演奏をします。
よくありがちなオリエンタル趣味ではない演奏で、タバキンの表現力と
敏子の曲の巧みさが出ています。
翌年には敏子が幼少のころ過ごした旧満州の思いでをベースに曲を書きました。
「ロング・イエロー・ロード」です。
この曲にはただの思いでというより、欧米で黄色人種の長くつらい苦難
の歴史といった意味もこもっていると聞きました。



その後、敏子は故郷で演奏をしています。
残念ながらビッグバンドは1982年に解散しています。
しかしビッグバンドという表現手段を持つことは彼女の音楽にとって
大変に大きい意味を持ったと僕は思っています。
敏子はただの演奏家というより作、編曲家ですね。
考えてみれば彼女ももう80歳!なんですね。
いつまでも活躍して欲しいと思います。
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by caymmi1 | 2009-07-04 20:16 | 音楽一般

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