「ゆらぎ」について

僕が昔、合唱をやっていたことは、以前書きました。
譜面もろくに読めないままに参加していたのですが、
なんとか周囲に合わせて歌っていました。
あるとき、グレゴリオ聖歌を歌うことになったのですが、
指揮法がまったく違っていました。
そのとき譜面は4線のいわゆる「ネウマ譜」というものでした。
まあ簡単にいうと現代の5線譜とくらべるとずいぶん
大雑把なものでした。
しかし、実は表現上で重大なことに気付いたのです。
すなわち「テンポは一定でない」ということです。
ある許容度のなかでテンポは伸びたり縮んだりするのです。
これはグレゴリオ聖歌でもっとも顕著ですが、
現代の音楽でもたとえば三連があったときインテンポではなくて、
アクセントがそれぞれ違うように演奏したりします。
グレゴリオ聖歌では音が上昇しているときはテンポは早めに、
天井についてテンポはゆっくりになり、
下降するときにはテンポはまた早くなって行きます。

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今思うとこれが「ゆらぎ」ということでしょうね。
このゆらぎは多かれ少なかれ全ての音楽にあるのではないでしょうか?



現代の聖歌は僕はミルトン・ナシメントだと思います。ゆらぎがたくさんあると思いますが
いかがでしょう?
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by caymmi1 | 2009-05-22 21:52 | 音楽一般

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